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スポーツ科学委員会

 

 スポーツ科学委員会は、公益財団法人埼玉県スポーツ協会の専門委員会の一つで、「スポーツ医学・科学に関する研究を行い、県民の体育・スポーツの振興に寄与すること」を目的に設置され、平成30年に創設30周年を迎えました。

 スポーツ科学委員会では、平成16年の埼玉国体以降、活動のテーマを「選手強化」と「生涯スポーツの振興」の2本柱とし、委員会の下に「スポーツ科学専門部会」「スポーツ医学専門部会」「コーチング専門部会」の3専門部会、平成25年度から「アンチ・ドーピング専門部会」を加え4専門部会を置いています。各専門部会は独自にあるいは相互に連携を取りながら、アンチ・ドーピング、食事と栄養、障害予防、危機管理などに関する啓発活動、国体選手のメディカルチェック・体力測定、スポーツドクターの国体派遣、各競技団体の顧問医やトレーナーによる体調管理や健康相談など様々な分野での活動を、経験豊かな専門家が部会員として行っています。

 例えば、スポーツ科学専門部会は、スポーツ生理学、スポーツ社会学、スポーツ心理学、スポーツ栄養学などの専門家で構成され、部会員の専門性を活かしながら、シンポジウムやパネルディスカッション、講演会・講習会等での講師としての活動、国体選手の体力測定とフィードバックなどの活動を行っています。

 スポーツ医学専門部会は、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツドクターや本会加盟競技団体の顧問医・トレーナーで構成されています。主な活動としては、国体選手のメディカルチェック、スポーツドクター、トレーナーを国体選手団に帯同させ、選手が万全のコンディションで試合ができるよう健康管理やコンディションづくりに協力しています。

 コーチング専門部会は、大学、高校の現場指導者を中心に、いろいろな競技団体の経験豊富で卓越した指導力を有する専門家で構成され、スポーツ科学、スポーツ医学に裏付けられた啓発や相談、体力測定データに基づいた理論や実際など多岐にわたる講習会や研修会を企画し、現場の指導者や選手にフィードバックするなどの活動をしています。

 アンチ・ドーピング専門部会は、「スポーツ医学専門部会」の下部組織として、アンチ・ドーピング啓発活動を中心とした「アンチ・ドーピング小委員会」が設けられていました。平成25年度から規程の改正に伴い「アンチ・ドーピング専門部会」となりましたことを記します。毎年の国体でドーピング検査が必ず実施されています。そのため選手、指導者、競技団体関係者の多くが集まる機会を捉え、これからも精力的に啓発活動を行っていきます。そのほかこれまでのアンチ・ドーピング小委員会での活動をそのまま継続していきます。

 このように、スポーツ科学委員会は、埼玉県のスポーツにおけるシンクタンクとしての機能を果たすことが使命でありますし、またそれに十分応えられる人材が所属しています。スポーツに関する御要望等をお寄せいただき、本委員会を御活用下さることを願っています。

専門部会について

 

スポーツ医学専門部会の活動
スポーツ科学専門部会の活動
コーチング専門部会の活動
アンチ・ドーピング(専門部会)に関する情報

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